本場のイタリアほどでは有りませんが日本人にとってパスタは無くてならない料理になっています。
パスタが日本に紹介されてから50年に満たないほどの短期間にこれほど日本人の食慾を捉えた食材はめづらいと思います。
何故これほど日本人に好まれるか考えますと、日本人は昔から蕎麦、うどん、ラーメン等が大好きな国民で有ることが挙げられます。
麺類好きの日本人にとってパスタはソースの使い方も具材の考え方も昔からのうどん、蕎力を感じたのです。
パスタ自体の腰のある食感も日本のうどんとは異なる魅力が感じられます。
更なるパスタ料理の魅力としては乾麺ですから長期間の保存が出来ますので、食べたいときに冷蔵庫に余っている食材を使って短時間に無駄なく料理ができるところにもあります。
オリーブオイルかサラダオイルと塩コショウがあれば7分ほどゆでてサッとオイルで炒めただけで料理が完成するという便利さは家庭の主婦にとっては魅力なのです。
パスタには決まったレシピは無いので自分の発想とアイデアで工夫してオリジナルパスタを作れることも楽しみの一つでしょう。
日本には日本人好みの「海苔のパスタ」や「うにのパスタ」「タラコのパスタ」「明太子のおアスタ」・・・と様々な和風パスタも誕生して本場から来たイタリア人もびっくりしています。
パスタの茹で方もパスタの種類によって説明書の時間通りに茹であげれば簡単にだれでも料理できることも人気の一因でしょう。